
今年もカヴァッリーノ=トレポルティの海辺のキャンプ場で、テントを張って2週間過ごしてきました。
ヴェネツィアの向かいに位置する半島にあり、アドリア海に面しています。
このキャンプ場には4年連続で来ています。
なぜいつも同じ場所かというと、私たちの住んでいるボルツァーノから車で3時間半ほど行けることもあるのですが、
私たちと同じように毎夏来ている人たちが多く、息子も私たちもすっかりみんなと仲よくなったからです。
なかには30年以上も毎年夏のバカンスをここで過ごしている人もいます。
近くのミニスーパーの店員さんやお肉屋さんもおぼえていてくれて、いつも
「あら~すっかり大きくなったね!」(息子に)で始まり、
「あれ~もう帰っちゃうの?さみしいわあ。また来年会おうね!」で終わります。
ちなみに魚は自分たちで釣るか、キャンプ場の仲のよい漁師さんがおすそ分けしてくれます。
夫も私もパソコンは持って行かず、今年はスマホではなくデジカメで写真を撮りました。
出発前は「スマホをあまり見ないようにしよう」と意識していたのですが、
キャンプ生活が始まると、基本的に朝晩、家族と仕事関連のメッセージと天気予報をチェックするだけに自然となりました。
以前、日本の友人に「2週間も何をするの?」と聞かれたのですが、毎日ほぼ同じことをしています。
朝起きる→朝食(パンとコーヒー)→洗濯(手洗い)→海であそぶ→シャワー→昼食(いつも14時くらい)→読書、昼寝、カードゲームなど→買い物、ついでにジェラート→海などであそぶ→シャワー→夕食(いつも20時くらい)→息子はミニディスコ(21時~)、浜辺を散歩、おしゃべりなど→就寝
それでも全然あきることはなく、2週間はあっというま。
ミニディスコというのはキャンプ場内の広場に子どもたちが集まって、歌って踊ってというもので、毎晩開催されます。
踊ったあとは日によってヌテラパティ―、スイカパーティー、カラオケなど。
子ども向けでも21時~というのがイタリアらしい!
23時~8時と13時半~15時半は「静かにする時間」と決められていて、キャンプ場内を車で通ることも、洗い物をすることも、大きな声や音を出すことなども禁止されています。
キャンプ場のなかには遊具や卓球台などのある遊び場もあるのですが、その時間は使用禁止、子どもたちも静かに過ごさなければなりません。
この決まりがちゃんと守られていて、いつもは駆けまわって遊んでいる子どもたちも、ぺちゃくちゃおしゃべりをしている大人たちもみんな静かにしています。
イタリアでは、子どもたちは約3カ月間夏休み、大人も2~3週間休暇をとるのはごく普通のことです。
バカンスをキャンプ場で過ごす人も昔から多いです。
私たちが「海辺のキャンプ場でテント」を選んだ理由はこんなかんじ。
・普段は山に囲まれて生活しているから
・家族全員、自然のなかですごすのが好き
・毎年バカンスを2週間過ごすには「キャンプ場でテント」がいちばん経済的
・夫も子どものころ夏はキャンプ場で過ごした
・子どものびのびと過ごせる、「夏の友情」など
ある程度の期間、仕事や日常を忘れて、子どもと向き合いながら(といっても、すぐにどこかに遊びに行ってしまうのですが)過ごすことができるのはやっぱりいいものです。
それを今年も実感したゆたかな時間、夏のバカンスでした。

