レプロンさんのスープ

レプロンさんのスープが
どうしてこんなにおいしいのかは
だれにもわかりません

2026年10月上旬刊行予定

ジョヴァンナ・ゾーボリ 作 
マリアキアラ・ディ・ジョルジョ 絵
森敦子 訳

判型:B5変型(237×189mm)
頁数:48ページ
定価:2300円+税
発行:Kotobaya Books
ISBN 978-4-911676-02-8

上製本
本文総ルビ

日本語版のまえがきには、イタリア共和国大統領府にご協力いただき、セルジョ・マッタレッラ大統領がボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアに寄せた言葉を掲載しました。

あらすじ

レプロンさんは、とてもうつくしい野うさぎです。つやつやの毛なみに、ぴんとのびた長い耳。
ここちよい巣あなで、たくさんの子どもや、まご、ひまごにかこまれてくらしています。

レプロンさんが作るスープは、動物だけではなく、人間からも大人気。
けれども、おいしさの秘訣はだれにもわかりませんでした。
ある日、レプロンさんは、森に巨大な工場を建て、スープの缶詰をつくりはじめます。
スープは世界中に広まりますが、レプロンさんが悪夢を見るようになると、しだいに評判にかげりが出てきて……

愛らしいイラストに、ちょっと意外なストーリー展開。
イタリア絵本界を代表するふたりの人気作家がおくる、子どもから大人まで楽しめる絵本です。

おいしいものを求めるすべてのひとに読んでほしい一冊です。
レプロンさんが出した結論は、スローフードの国イタリアならでは。
けっして妥協しないビジュアルに、幸せについてのまっすぐな問い、大真面目にくり出されるユーモア……。
どこをとってもイタリアらしいこの絵本を日本に届けることができ、訳者として大満足です! 
訳者 森敦子

作 Giovanna Zoboli(ジョヴァンナ・ゾーボリ)
1962年ミラノ生まれ。作家として物語や詩を発表しながら出版社Topipittoriを設立。芸術性の高い絵本を多数出版し、国際的に知られるようになる。作家としての代表作に、本書と同じくマリアキアラ・ディ・ジョルジョが作画を手がけた『ワニがしごとにでかけます』(BL出版)、『グーグースースー』(そうえん社)など。
絵本に出てくるレプロンさんと同じように、野菜スープを作ることが好き。

絵 Mariachiara Di Giorgio(マリアキアラ・ディ・ジョルジョ)
1983年ローマ生まれ。ローマとパリでイラストレーションを学び、映画・広告業界で働きはじめる。イタリアのみならず海外の出版社からも作品を刊行しており、2022年にはイタリア・アンデルセン賞の最優秀イラストレーターに選出された。代表作に『ワニがしごとにでかけます』、『まよなかのゆうえんち』(以上、BL出版)など。
外国の料理に挑戦することが好きで、日本の焼きそばを作ることもある。

訳 森 敦子(もり あつこ)
1985年鹿児島県生まれ。大学でイタリア語を専攻し、留学を経て翻訳の道へ。訳書に『ふんすいみたいにいっぱいないたら』(アチェロ)、『アルトローヴェ ふしぎな村の物語』(共訳 Kotobaya Books)、『わたしの町ナガサキ 原爆を生きのびた柿の木と子どもたち』(共訳 工学図書)、『地球はどこまで暑くなる? 気候をめぐる15の疑問』(太郎次郎社エディタス)など。
得意料理は、季節の野菜のおみそ汁。